種苗事業部 商品紹介

品種別紹介 / 果菜類 / トマト

有彩014(ありさ014)

短期・長期用トマト黄化葉巻耐病性品種

特性

  • 黄化葉巻病を含む8大病害に耐病性を持つ。
  • トマト黄化葉巻病はイスラエル系統・イスラエルマイルド系統に耐病性。
  • 高温期でも着果肥大が良く、収量抜群であり、抑制栽培に最適。半促成栽培、夏秋雨よけ栽培、長期栽培に適する。
  • 果色はピンク。果重は220g程度で、果実は硬く、日持ちが良い。
  • 着果が良く、果房内の果実の大きさと成熟がよく揃う。早晩性は早生。草勢は中程度。スタミナがあり上段まで着果肥大がよい。

栽培のポイント

  • やや草勢が強くなりやすいため、初期草勢を抑えることで、高温期の着果肥大がより安定する。
  • 元肥は慣行の20%減とし、長期越冬栽培では若苗定植は避ける。
  • スタミナがあり草勢が落ちにくいため、追肥は草勢をみながら行う。
  • 冬場の低温・低日照による障害を避けるため、秋からは夜温の確保と葉かきを行い日照の確保に努める。

作型表

耐病性表

TYLCV:黄化葉巻病、Cf-9:葉かび病、F-1:萎ちょう病レース1、F-2:萎ちょう病レース2、FCRR(J3):根腐萎ちょう病、V-1:半身萎ちょう病レース1、N:ネコブセンチュウ、Tm-2a:トマトモザイクウイルス病

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