愛夏(MST-1323)
裂果・軟果玉の発生が少なく、耐暑性に優れる品種
特性
- 耐裂果性に優れる
- 果実硬度が高く、軟果玉の発生が少ない
- ヘタ周りが緑にならないユニホームカラーで黄変果の発生が少ない。
- 平均1果重は220g程度で、L中心。
- 果揃いが良く、秀品性・可販果率が高い。
- 草勢は強い
栽培のポイント
- やや草勢が強くなりやすいため、初期草勢を抑えることで、高温期の着果肥大がより安定する。
- 元肥は慣行の20%減とし、長期越冬栽培では若苗定植は避ける。
- スタミナがあり草勢が落ちにくいため、追肥は草勢をみながら行う。
- 冬場の低温・低日照による障害を避けるため、秋からは夜温の確保と葉かきを行い日照の確保に努める。
作型表
耐病性表
TYLCV:黄化葉巻病、Cf-9:葉かび病、F-1:萎ちょう病レース1、F-2:萎ちょう病レース2、FCRR(J3):根腐萎ちょう病、V-1:半身萎ちょう病レース1、N:ネコブセンチュウ、Tm-2a:トマトモザイクウイルス病