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Qインゲンの品種と栽培方法について教えて下さい。
Q毎年、小蕪の10月〜12月蒔栽培を行っていますが、昨年は球がとがりました。
  原因を教えて下さい。
 
 
Q インゲンの品種と栽培方法について教えて下さい。
A
1.品種
 ・わい性種は一般的に促成・半促成、抑制栽培に使用され、他作物との輪作
 や間作として栽培されます。
 ・つる性種はわい性種より莢の形質、食味が良く、長期多収栽培に適しハウス
 半促成、トンネル早熟栽培に使われます。
 ・インゲンの生育適温は15〜20℃で最低温度が10℃以下になると花芽や花 
 蕾が抑制され着莢が不良となります。

2.品種の使い分けと作型
 ・ つるなし種では「パラダイス」「M・O」 があります。
 「パラダイス」は極早生丸莢種で50日位で収穫できる短期多収型、周年栽
 培可能で栽培容易な品種です。
「M・O」は60日位で収穫できます。普通栽培4月中旬〜5月下旬蒔6〜8月
 どり、高冷地5月下旬〜7月上旬蒔7月〜9月どりに適します。
 ・ つる性種は「成平」「ケンタッキーワンダー」 があります。
 「成平」は幅広で食味良く草丈3m位になりますが、高温下で着莢良く多収穫
 になります。
 冷涼地3月上旬〜5月上旬蒔、6月下旬〜9月どり、中間地3月下旬〜6月下
 旬蒔、6月上旬〜9・10月どりが出来ます。

3.栽培上の注意と要点
 ・ 播種時期  
 つる性種は寒冷地の春蒔夏秋どり栽培では播種期が早い方が収量はあが
 ります。育苗期間中の保温と定植後も低温にあうのでやや硬めの育苗がのぞ
 まれます。
 ・ 施肥
 他の豆類に比べ多肥とします。特につる性種は生育期間が長いので10a当り
 標準で多成分20〜26kgを施し、わい性種はこの3〜4割減とします。窒素とカ
 リは5〜6割、残りは追肥しリン酸は全量をえ肥とします。
 ・ 栽植・ 密度
 つる性種は90cm〜1mのヘットに条間55〜60cmの2条、株間40〜45cm、わ
 い性種は条間30cmの3条、株間40〜43cmが標準です。
2001.10
 
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Q 毎年、小蕪の10月〜12月蒔栽培を行っていますが、昨年は球がとがり
ました。原因を教えて下さい。
A  小蕪の年内蒔栽培は、栽培期間が長く高度な栽培技術を要する作型で
す。この作型では、球の変形、裂根、とがりが発生しやすく問題となってい
ます。ご質問の球のとがりの原因は生育初期の乾燥と思われます。この
作型は施設栽培となるので播種前の潅水を怠ると、生育初期から乾燥し
て球がとがりやすくなります。施肥、耕起前、施設内に充分潅水すると良
いでしょう。また生育中期〜後期に施設内温度を高くすると、地上部が繁
茂して球の肥大が悪くなり、とがりやすくなります。温度管理のポイントは、
生育初期(本葉7〜8葉期まで)は高温管理(25℃〜30℃)、生育中期
は中温管理(20℃)、生育後期は低温管理(15℃前後)としてやると良い
でしょう。また球の肥大期には通路潅水を2回程度おこない、球の肥大を
スムーズに行うと、球の変形を防止できます。
2001.10
 
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